注文住宅の施工の流れ
注文住宅の主な施工の流れは、最初に地縄立会で敷地に建築予定の形へ縄を張ってから実際の大きさや位置を確認し、近隣への挨拶や工事スケジュールの案内をします。
建築確認済証の発行後に工事の着工になり、基礎工事を行って図面通り鉄筋が使われているかなど細かくチェックしながら進めます。
基礎が完了したら、建物の骨組をつくる建方工事を行い、それが終わったら屋根の一番上の部材の棟木をあげて上棟して屋根下地工事、これが完成すると上棟式を行うこともあり、電気位置図上のコンセントなどを実際に現場で確認していきます。
その後行政が中間検査を行い中間検査合格証が交付しますが、独自に依頼した企業が専門の検査員の検査をするところもあります。
厳しい検査に合格後造作工事をして、仕上げではクロス貼りや設備機器取付工事などをそれぞれの専門の職人が行いますが、ここでトイレや洗面台などが設置されほぼ完成となります。
外構工事が終わってからクリーニング、竣工、その後建築確認申請通りに建築されたかや建築基準法に適合しているかなど、完了検査を行いそれからようやく注文住宅のお引き渡しがされます。
注文住宅の相談は先にプロのアドバイザーへ依頼
注文住宅を建築するときは先にプロのアドバイザーへ相談するのがおすすめで、家族の希望条件や予算などを聞いてからそれにあった建築会社を紹介してくれます。
各社の施工事例や特徴も伝えてくれ、社員の雰囲気やアフターフォロー体制などホームページだとわからない情報もわかります。
最初に独自のヒアリングを行い、それから価格付きの施工事例・エリア・工法などを説明して比較と検討をします。
企業の特長・スタッフの人柄・雰囲気など色々な情報も得られて、自然素材を使う会社や二世帯住宅を専門に扱うところ、狭小敷地でも対応可能など条件にあわせて快適な住まいを実現する会社も見つかります。
アドバイザーはあくまで中立的な立場で注文住宅の建築をサポートしてくれ、予算の組み方や段取りなど建築する方の目線にたってアドバイスします。
展示場やネットでわからなかったことも気軽に相談できるのも魅力で、無料で利用できるので気軽に活用しやすいです。